「webデザイナーとグラフィックデザイナーって何が違うの?」
「webデザイナーは未来がないってネットで見るけど、本当にそうなの?」
「グラフィックデザイナーって、実際のところどれだけ需要があるの?」
就活生の中にはwebデザイナー、またはグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートさせようと考えている方もいるでしょう。しかしwebデザイナーとグラフィックデザイナーの違いが明確に理解出来ず、どのようなスキルや経験をアピールすれば良いのか困っている方も少なくないでしょう。
特に就活生からすれば、自分の才能や興味をどちらの職種に活かせるのか、そしてその適性をどうやって面接で伝えれば良いのか、面接官にとって納得のいくアピール方法を知りたいと思うはずです。
そこでここではwebデザイナーとグラフィックデザイナーの違いをしっかりと理解し、その上でどのように自己PRを構築して内定を勝ち取る事が出来たのか、具体的な指南を面接経験豊富なプロフェッショナルの視点から会話形式で解説いたします。
Webデザイナーとグラフィックデザイナーの役割の違いについて

「先輩、現在デザイン業界の大手企業への就職を目指して活動中なのですが、面接で「なぜグラフィックデザイナーではなくWebデザイナーを志望したのか?」というものがあります。この質問に直面する度、Webデザイナー、グラフィックデザイナーの業務内容の違いについて深く理解していないといけません。これらの職種の具体的な違いやそれぞれの業務内容について教えていただけないでしょうか?」
「もしWebデザイナーやグラフィックデザイナー、どちらか一方から内定を引き出したければ、それぞれが果たす役割、スキルセット、キャリアパスを明確に把握しておくべきだ。
面接では就活生がその仕事に対する理解度や成長性を見てるからね。だからどう成長すればいいのか、求められるスキルや方針についてしっかりと面接で語れる事が大切だ。実際に内定を獲得した就活生の例を紹介してみよう。
Webデザイナーとグラフィックデザイナーの役割の違い
Webデザイナーとグラフィックデザイナーの違いを一言で言えば、ウェブ上で動くデザインを考える人がWebデザイナーで、印刷物など静的なメディア向けのデザインを作る人がグラフィックデザイナーだ。
例えばユーザビリティや情報設計を考慮しながらウェブサイトやアプリのUI/UXを設計する仕事がWebデザイナー。一方で、ポスターやパンフレットなど印刷物やロゴなど静的なビジュアル要素を作り出す仕事がグラフィックデザイナーだ。
つまり「ユーザ体験を最適化する」仕事をしているのがWebデザイナーで、「視覚的なメッセージを伝える」仕事をしているのがグラフィックデザイナーだ。
「なるほど、つまり先輩、建築業界で例えるとWebデザイナーは建築家で、グラフィックデザイナーはインテリアデザイナーみたいなもので、一緒になって一つのブランド(システム)の価値を高める仕事をしているという事で合ってますか?」
「うん、それでほぼ正解だよ。両者は密接に連携しながら、それぞれの得意分野を活かして一つのブランドやプロダクトの価値を高めていく。それがデザイン業界におけるWebデザイナーとグラフィックデザイナーの違いだね」
webデザイナー、グラフィックデザイナーの志望動機の違い

「先輩、とりあえず2つの違いについては理解しました。ただそれでも「なぜwebデザイナー?」「なぜグラフィックデザイナー?」って面接で聞かれてもどう答えれば良いのか分かりません。各業界を志望する場合、どのように志望動機で違いを出せば良いのでしょうか?」
「志望動機を作りたいのであればwebデザイナーの場合

「ユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスを考え、使いやすく魅力的なウェブサイトを作りたい」
という言い方が良くて、グラフィックデザイナーの場合、

「視覚的な表現力を活かし、インパクトのあるデザインを作りたい」
という言い方が良い。
要はwebデザイナーはどんなデザインがユーザーにとって使いやすいかを考える仕事だから使い勝手を重視する人が向いていて、グラフィックデザイナーは視覚的な表現を追求する仕事だからビジュアルにこだわりがある人が向いている。
だから学生時代の経験で何かしらのウェブサイトを設計したり、視覚的なデザインの勉強をしていた経験があればwebデザイナー、または美術やイラスト、ポスターデザインなどの経験があればグラフィックデザイナーを志望するのが良いかもね。
内定を取る就活生の中には

私は学生時代において、アルバイト先のウェブサイトの改善案を提案し、結果、ユーザーの滞在時間が長くなり、コンバージョン率が上昇しました。この経験から、デザインがユーザー行動に与える影響を実感し、webデザイナーとしてユーザビリティを追求したいと考えています。
など、ユーザビリティの重要性を理解し、行動したアピールをする人がいる。
またグラフィックデザイナーで高評価を得る就活生の例として

小さい頃から絵を描くのが好きで、高校では美術部に所属し、大学でもデザイン学を専攻しました。その経鎖から、視覚的な表現に強い興味を持つようになり、グラフィックデザイナーとして自分の感性を活かしたいと考えております。
など、美術やデザインに対する情熱を語ったりしている。
だからどちらを目指すか分からないが、デザインにおいてユーザビリティを重視するならwebデザイナー。視覚的な表現にこだわりがあるならグラフィックデザイナーを目指す言い方が良いかもしれないな」
webデザイナーとグラフィックデザイナーのキャリアの違い

「なるほど先輩、志望動機の作り方について理解しました。しかしwebデザイナーとグラフィックデザイナーの違いが理解出来ても、どれだけ意欲があるかどうか、志望動機を述べた後、色々と質問をされると思います。どのようにすればやる気のある就活生だと認識していただけるのでしょうか?」
「やる気を示したいなら、3年後、10年後のキャリアプランについて語ると良いよ。それを語れれば、一つの職種に対して長期的な視点を持っていると、面接官は感じるだろう。
実際、webデザイナーで働いている人の中には

「ユーザーの体験を向上させる為に、UI/UXの改善を行い、サイトの使い勝手を高める事を目指す。その為に、新しいプログラミング言語やデザインツールを学び、最新のウェブ技術を追求したい」
と考えて、どのようにユーザー体験を向上させるか?または新しい技術をどう活用するか?を考えるんだ。webデザイナーが評価されるのは例えば

「サイトの見た目だけでなく、SEO対策も考えてデザインしました。これにより訪問者数が2倍になり、売上も大幅に伸びました」
と言って、デザインによるビジネスへの貢献を訴えるんだ。
だからwebデザイナーとしてキャリアアップするのであれば、上記のようなUI/UXの改善や新しい技術の追求を進めるデザイナーになりたいと面接で訴えると良いだろう。
一方、グラフィックデザイナーの場合、将来的にwebデザイナーのようにデジタルメディアを設計する事もあるから「印刷物だけでなく、デジタルメディアにも対応し、幅広いデザインを提供出来るデザイナーになりたい」と言えばいいんじゃない?」
webデザイナーとグラフィックデザイナーの将来性と給料の違いについて

「先輩、webデザイナーとグラフィックデザイナーの違いについて詳しく教えていただき、感謝いたします。就活のアピールにも活きそうです。ところで、これらの職種の将来性や給料についてはどのような傾向があるのでしょうか?」
「それぞれの職種で違いはあるけど、俺の意見を言うとこんな感じだよ。
webデザイナーの将来性
webデザイナーの未来は、インターネットが今後も社会の中心的存在であり続ける限り、明るいと言えるだろう。
webデザイナーはウェブサイトやアプリの設計から制作までを担当し、UI/UXデザインの知識を活かしてユーザーに最適な情報提供を実現する。これからのデジタル社会において、その役割はますます重要になる。
特に最新のフロントエンド技術を理解しているwebデザイナーは、そのスキルが高く評価され、キャリアの幅も広がる。
グラフィックデザイナーの将来性
グラフィックデザイナーは、広告、エディトリアル、パッケージングなど、多岐にわたる領域で活躍する事が可能だ。
視覚的なメッセージを伝えるグラフィックデザインは、人々の意識や行動に強く影響を与える力がある。この力を活かせるフィールドは、今後も広がっていくだろう。
特にデジタルとアナログを融合させたデザインが出来る、あるいは新しいデザイン手法に精通しているグラフィックデザイナーは、その能力が高く評価される。
webデザイナーの給料
webデザイナーの給料は、その技術的なスキルと、ユーザー体験の最適化に向けた努力が評価される。
特に最新のフロントエンド技術に精通していたり、UI/UXデザインにおいて優れた成果を上げているwebデザイナーは、高い給料を期待出来る。
グラフィックデザイナーの給料
グラフィックデザイナーの給料は、その創造性と、視覚的なメッセージを伝えるスキルに依存する。
特にデジタルとアナログのデザインを融合させる能力や、新しいデザイン手法に精通しているグラフィックデザイナーは、その技術力が評価され、給料に反映されるだろう。
Webデザイナーとグラフィックデザイナー向けのデザイン会社の選び方

「先輩、なんとなく将来性や給料については就職する会社に依存するんだろうな、という気がしています。ですので次に考えるべきはどのデザイン会社に就職すべきかという事ですが、会社を選ぶ為の基準について何かアドバイスをいただけますか?」
「それならwebデザイナーやグラフィックデザイナーを過酷な労働条件で使うブラック企業を見抜く為のノウハウを身につけておくといいよ。
webデザイナーやグラフィックデザイナーの場合、デザイン作業を中心に行うという事で単純作業だけを押し付ける会社が存在するんだ。
つまりクライアントへの常駐という形でデザイン作業など簡単な業務ばかりを押し付けられ、そしてクリエイティブな案件に携わるチャンスがなく、報酬の大部分を会社に持っていかれるような不適切な契約や報酬体系を持つデザイン会社が数多くあるんだ。
場合によっては不祥事を起こした会社が信用回復の為に、webデザイナーやグラフィックデザイナーを雇い入れて問題解決を任せようと炎上案件に投入させたり、または納期に間に合わせる為に手を抜く事を強いられ、少ないデザイン項目で働かせる会社もあるんだよ。
だから良くないデザイン会社を見抜く為の方法として、参加するプロジェクトの選び方や社員の育成について詳しく調べておくといいよ」
webデザイナーやグラフィックデザイナー向けの優良なデザイン会社を見つける方法
「ただ先輩、そのような質問は福利厚生について尋ねるのと同じで、面接で福利厚生を目的に志望しているというような悪印象を与えかねません。先輩はどのように良いデザイン会社を見分けますか?」
「一つの方法としてレバテックルーキーのようなデザイン業界専門のエージェントサービスを利用すると、通常の就活ではなかなか出来ない事前質問が可能なんだ。
つまり面接前に福利厚生について直接聞く事は出来ないけど、エージェントサービスを利用すると、面接前にエージェントが「この学生は資格支援制度やメンターシステムなどのサポートが充実している企業に関心があります。貴社ではどのようにデザイン人材を育成していますか?」と聞いてくれるんだ。
だから応募する前に自分の条件に合った企業なのか、面接する前に確認出来るから、条件に合わないから落ちる・落とされるという事がなくなるんだ。
エージェントサービスには求人を無理に紹介してくるという問題もあるけど、上記のような情報入手においては就活生の立場を強化するメリットがあるんだ。だから良い企業に就職する為にもエージェントが知る事が出来る情報を活用して有利に進める方がいいよ。
おまけに、もう一つ。エージェントサービスを使うと、リクナビやマイナビなどには載っていない志望先の実際の給料を知る事が出来るんだ。
例えば就活エージェントサービスを利用すると、以下のような独自の求人情報の詳細を見る事が出来るんだよ。
A社の給料表示:
| 求人情報源 | 表示された給与 |
|---|---|
| 一般的な求人サイト | 月給20万 ボーナスあり |
| 就活エージェント | 年収250万 |
B社の給料表示:
| 求人情報源 | 表示された給与 |
|---|---|
| 一般的な求人サイト | 月給20万 ボーナスあり |
| 就活エージェント | 年収400万 |
なぜこのような表示になっているかというと、エージェントの報酬は紹介した就活生がどの職に就職するかによって決まり、主に就職先の3か月分の給料など年収換算で判断されるようになっているんだ。
だから正確な年収情報を得る為に、上記のような形で記載しているんだけど、一般の求人情報だと月給20万しか書かれていないのに対して、エージェントだと志望先が年収250万なのか400万なのか判断出来るんだよ。
だから良いデザイン会社を見つける為にも、面接前の事前確認や年収を確認出来るデザイン業界専門のエージェントサービスを利用して対策を練るのもいいと思うよ。

